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足し算の時代から引き算の時代へ。2023年、企業が目指すべき方向は

  • 2022.11.24
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このコンテンツでは、保険を扱う職業柄、幅広い業界や経営者とのつながりのある吉田が、その主観的視点から経営に役立つ情報や経済を解説します。

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2021年末にお話しした、西洋型から東洋型の考え方に変化していく今、ものを減らすことに注目が集まっています。

増やすことから持たないこと、そして減らしていく時代に、企業はどのような変化を踏まえてより具体的な経営のかじ取りをしていくべきなのかを考えました。

👉800年に1度の転換期~これから迎える東洋の時代に、経営者が知っておくべきこと

「豊かさ」を目指した足し算から、「減らす」引き算の時代へ

昨年末、これから世界は800年に1度の変換期を迎え、すでにものを増やすことから、シェアをメインとした「持たない」ことへとシフトチェンジしつつあることをお話ししました。

それから一年。

この短い間に、新たに注目されるようになったのは「減らす」こと。

進化は持たないことへのさらに先へと進んでいます。

まずこれまでのことをお話しすると、昭和から平成にかけては「持つこと」が豊かさの象徴とされてきました。

お金を稼いだらいい車に乗りたい、高級な腕時計がほしいといった、今あるものに何かを「足すこと」が満たされることであると、誰もが信じて疑いませんでした。

その後、平成の終わりから令和にかけて「シェア」が流行。

「初任給が出たら○○を買おう」といった考え方が、若い人を中心になくなっていきました。

車、家、オフィススペースなど、多くのものがシェアされるように。

必要なものはみんなで使うといった考え方が主流になったのです。

そして今、大きな流れとなっているのが「持たない」、つまり今ある状態から何かを引いていくこと。

例えば断捨離。

家にあふれるモノを減らすことで、リラックスできる空間を作ることが見直されるようになりました。

あるいはファスティング(断食)。

ファスティング自体はこれまでもあったものの、最近ではファスティングを何度か経験した人はその後、1日3食だった食事を見直し、1日2食や1日1食を選ぶようになってきているといいます。

あるいはヴィーガン。

これまで摂取していた動物性たんぱく質を採らないライフスタイルも注目を浴びています。

リモートワークが浸透したことによるオフィスの消失や、ペーパーレスもその一環でしょう。

これらの変化は大量にものを作り、大量に消費することでは満たされない、あるいは健康でいられないことに人々が気づき始めていることを示しています。

モノを「減らす」先にあるもの

実態のあるものを減らすことについてお話ししてきましたが、コロナ禍を経て、SNSや人間関係もが精査されるようになっています。

自由に人と会うことができない時期を経験したことで、ビジネスの交流会など不特定多数の人に出会う場は激減し、人は「誰と会うか」を選ぶようになりました。

敢えて感染のリスクを犯してでも会うのは、自分に必要な人、大切な人のみになっている人は多いはずです。

不特定多数の人と交流するのはオンラインのみ、という人も多いのではないでしょうか。

またオンラインといえども、大きな注目を集めてきたFacebookでさえ人気は下降気味に。

自らの情報を次々と公開していく(足していく)Facebookには翳りが見え始め、限定的な情報のみを公開するTwitterやInstagramなどは変わらず支持されています。

今後オンライン空間で自分の代わりに対人関係をこなすアバターがより実用的になれば、人間関係もさらに「減らす」対象になっていくでしょう。

これまでは合わないと感じても、無理をして付き合っていた人とのつながりが気兼ねなく切れるようになり、個人でもビジネスでも、「合う人と長くつき合っていく」という考え方が主流になります。

学校や企業は、モンスターペアレントやクレーマーといった人を拒むことができないでいましたが、合う人と確実につながっていける環境が整えば、「合わない」家庭や顧客を無理して受け入れる必要はなくなっていきます。

人も会社も、選び、選ばれる関係性になっていくということです。

一部の人にとっては厳しいように感じられるかもしれませんが、多くの人にとってこれはストレスの少ない、幸せな状態だと言えます。

企業は「引き算」を基準に方向性を

お話ししてきたように、私はモノや関係性を減らした先にあるのは、「ストレスフリー」な環境や人間関係だと考えています。

モノの少ない空間で仕事をすると効率が良いことはすでにいくつもの実験で証明されていますし、無駄な経費をかけず、シンプルなビジネスができる企業は生き残っていくでしょう。

何よりもそれが顧客や働く人にとって、利益や心地よさといったメリットにつながるのであれば、必然的にストレスフリーを実現できる企業だけが残っていくことになります。

どんな会社も新規を増やし、経費をかけて顧客満足度を追求するべきといった、足し算の経営方針はゆるやかに衰退していきます。

自社の適性なキャパシティーを見極め、規模や経営者、そして働く人の希望に沿ったビジネスをし、共感してくれる顧客を集められた企業がだけが、今後生き残っていくのです。

従業員を統率するために必要もないルールを増やしたり、効率化と言いながら余計な業務を増やしても、枠にとらわれない発想や、自立し、広い視野を持った人材は生まれません。

広い空間で自由に物ごとを考え、共感で集まった仲間とともに集中して仕事に取組み、喜んでくださる方に自社の商品やサービスを届けていくことが、これからの時代を生き残っていく秘訣だと私は思います。

もし今後、経営に迷うことがあれば、長い目で見た「引き算」の考え方を採り入れてみてはいかがでしょうか。

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