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若手が会議で発言しない?それは経営者が本気で発言を求めていないからです

  • 2021.05.27
  • トレンド

このコンテンツでは保険を扱う職業柄、幅広い業界や経営者とのつながりのある吉田が、その主観的視点から経営に役立つ情報や経済を解説します。

今回は「若手社員を会議に出席させても、なかなか発言をしようとしない」というお悩みについて考えました。

経営者のみなさん、あなたは本気で若手の意見を求めていますか?

本気で意見を求められていれば、若手は必ず発言できる

「若手を会議に出席させたのに、最初から最後まで黙っていた」というのはよく聞く話です。

仕事ぶりがよく成果を出している社員であれば、その活力を会議にもいかしてもらいたいと経営者は考えたのかもしれません。

反対に成績が今ひとつふるわないのであれば、視野を広げて自発的に仕事をする姿勢を学んでほしかったのかもしれません。

ただ私がそういった相談を知り合いの経営者から受けて、「どんな様子かを実際に見たいから、オブザーバーとして会議に出席させてほしい」と伝えると、たいていの場合はやんわりと断られます。

なぜか。

それは経営者自身が、若手が発言できるような雰囲気で会議が行われていないことを自覚しているから。

「会議で積極的に発言する理想の若手」を口にはしてみたけれど、実際に若手の発言を積極的に取り入れていこうとか、若手の意見にこそ課題の突破口があるとは思っていないからです。

たとえば20代をターゲットとした新商品が売れない、50代ばかりの役員が揃う会議では何が課題なのかがわからない、というシチュエーションで意見を求められたら、「自分の意見ではありますが」とか、「自分の友だちの場合ですが」といった前置きをしながらでも、若手は何かしら発言ができるはずです。

若手が発言できないのは、「本当は若手の発言など必要としていないけれど、呼べばチャンスを与えたような形になる」といった経営者の本音が伝わっているからなのです。

会議を若手の成長のきっかけにするにはどうすればいいのか

経営者のみなさんご自身にも経験があると思うのですが、突然放り込まれた会議の内容をその場で把握し、課題解決に向けた発言をすることは何年もキャリアを積んだスーパー営業マンくらいにしかできません。

入社数年の若手に、その場で高い評価を得られるような発言をすることが難しいことはおわかりでしょう。

ただ「だから若手を会議に出席させる必要はない」というわけではありません。

たとえ出席した社員にとってその会議がとても苦痛な場だったとしても、その苦痛をきっかけとしたアクションは、必ず社員自身と会社にとってのよい循環を生み出します。

たとえば全く発言できないまま会議が終了し、落ち込む若手社員がいたとします。

自身で会議をふり返り、失敗を次にいかせるくらいのエネルギーがあるような人材はまれです。

けれど上司や一緒に出席した他部署の先輩社員に、「今日の会議ではまったく発言できなかった。自分はどうすればよかったのだろうか?」と相談できれば、それは成長に向けた大きな前進です。

アドバイスをもらって次にいかすことはもちろん、同席して様子を見ていた上司や先輩との関係性も深まりますし、彼らにとっても教育や育成に目を向けるきっかけになります。

一方で組織が大きくなったり、一人あたりの業務量が多くなったりすると、どの会社も他人のことにまで目を向けていられなくなるものです。

「そんな人情味のある組織を作れていない」という会社は少なくないでしょう。

成長させたいなら経営者によるアフターフォローは必須

先ほどもお話ししたとおり、たとえ満足できる成果が出せなくても、社員に対して成長の機会を提供したことは経営者として正しい判断です。

失敗を本人の胸のうちに留めるのであれ、上司や先輩に相談するのであれ、考えるきっかけを作り、周囲とのコミュニケーションを生み出しました。

ではフォローしてくれる上司や先輩社員がいない(あるいはいてもしない)、手厚い教育体制もない場合、経営者がするべきことは何か。

会議の後の「オフ」の場での、若手に対するフォローです。

ランチでも、終業後の飲食でもかまいません。

「今日の会議、どうだった?」の一言が、成長のカギとなります。

会議のはりつめた雰囲気の中では発言できなくても、少し時間をあけて考えたら、何かアイデアや意見を見つけたかもしれせん。

自分のふがいなさを言葉にし、次の目標を見つけることができたかもしれません。

そこでの態度や意向を踏まえて、「じゃあ次の会議も出てみるか?」という声かけやソフトなアドバイスは、若手社員に方向を示し、成長のきっかけを作るはずです。

一歩踏み込んだ話をしたことで、経営者との関係性も深まります。

「そこまでするほどのことでは…」と思うのであれば、それは会社が人材に頼らない方向に進んでいるということでしょう。

たとえ小さな会議でも、経営者自身が目的と必要性を認識していれば、むやみに若手の芽をつぶすような結果にはならないはずです。

 

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