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子育ては大きなプロジェクト!経営者の皆さん、『父親業』していますか?

  • 2021.04.15
  • ブログ

このコンテンツでは保険を扱う職業柄、幅広い業界や経営者とのつながりのある吉田が、その主観的視点から経営に役立つ情報や経済を解説します。

今回は男性の子育てについてお話しします。

「忙しくて子どもと関われていない」と嘆いている経営者のみなさん、関わる時間の長さではなく、「母親にはできないこと」に目を向けてみましょう。

子育てには、お父さんしかできない役割があります

何を基準に「子育てがうまい」というかは判断が難しいのですが、私は自分でうまく子どもに関わってくることができたと感じています。

ソフトボールチームに所属する息子は、トッププレイヤーでないにもかかわらずキャプテンをつとめ、クラスでは学級委員長に立候補。

「こんなリーダーシップのある子に育ってすごいでしょう?」と言いたいのではありません。

リーダーシップがなくてもソフトボールが抜群にうまくなくても、「自分ならできる」という自己肯定感が持てる子に育ったと言いたいのです。

私は子育てにおける役割を女性と男性で分けてはいませんが、世間的にはまだ、母親が食事や日常生活の世話などを担当することが多いと認識しています。

ここではそれを踏まえて、それらの役割を「お母さんの仕事」と呼び、仕事で家を空けることが多く、子どもとの関わりが少ない保護者の役割を「お父さんの仕事」と呼ぶことにします。

私はお母さんの仕事を、家事を通して愛情を注ぐこと、社会生活を送るために必要な最低限のしつけをすることと考えています。

それに対するお父さんの仕事は、話を聞いて自己肯定感を育てること。

具体的に何をすればいいのかは、次の章で説明しますね。

子どもの自立を促し、責任感を育む父親の関わり方

お母さんたちは非常に優秀で、子どもに必要なことをほとんど一人でこなしていきます。

一方でお父さんは、日々の細やかなケアは十分できないかもしれませんが、「子どもの話を聞く」ことならできると思いませんか?

話を聞くことは、万能だけど日々に追われるお母さんが唯一、やりきることの難しい仕事です。

お父さんは子どもと過ごす時間、ひたすら聞き役に徹します。

たとえばイヤイヤ期が始まる2歳くらいのころ。

着替えがイヤ、ご飯がイヤ、歯磨きがイヤ、保育園がイヤ。

日常生活に必要なことを進めていかなければならないお母さんは、これにつきあうことはできません。

そこでお父さんの出番です。

「どうしてイヤなの?」

問いかけはこれで十分。

どうして?と聞かれると、子どもは自分がイヤだと言ったことの理由を考え、説明しようとします。

説明をするということは、自分の行動に責任を持つということ。

それに対しては、「そうか、そんなふうに考えていたんだね」とすべてを肯定してあげてください。

自分が責任を持った行動を肯定されると、子どもには自立心が芽生えていきます。

また5歳くらいになったら、「絶対に守らなければいけないルール」はお父さんが教えます。

お母さんは細々とした決まりをたくさん教えますが、子どものキャパシティは大きくないので、すべてを守ることはできません。

一方でお父さんが掲げる「絶対守らなければならないルール」はひとつかふたつなので、子どもはしっかり覚えていられます。

たとえばわが家では、「大きくなるにつれ、男の子の力が強くなっていくから女の子を泣かせてはいけないこと」、そして「約束は必ず守らなければならないこと」の2つを私が教えました。

これ以外のことに関しては、私はひたすら息子の話を聞いて「そんなことを考えたんだね、すごいね」とほめました。

子どもはほめられると自分の話をもっとわかってもらいたくて、一生懸命説明しようとします。

しっかり話を聞いてほめる。

このことは子どもの自立心を育てるだけでなく、コミュニケーション能力も飛躍的に発達させていきます。

これがお父さんだからできる子育てなのです。

父親が安全地帯でいるべき理由

大人がそうであるように、子どもにもやりたくないこと、ついやってしまうことがあります。

お母さんは一緒にいることが多いので、それらひとつひとつに目を配り、ときには叱りながら正しいことを教えます。

けれどお父さんは怒らずに話を聞きましょう。

なぜ悪いことをやってしまったのか、叱られてもまだいいことだと思っているのか。

それらについてじっくり話を聞きながら、それでも「やったしまったことは仕方がないよね。そういうときもあるよね」と肯定します。

子どもたちは守られている安心感のなか、冷静な対話を通して自分がやってしまったことの意味を理解します。

安心できる場所があれば必ず、子どもは正しい場所、あるべき場所に自分を置くことができるようになります。

悪いことそのものを肯定するのではないので、子どもに非がある場合は必ず謝りに行かせます。

周りの友だちやこれからのことなど、お母さんにはいろいろなものが見えすぎて、子どもに「やった方がいいこと」を詰め込んでしまう傾向があります。

本心から子どものためと思っていても、お母さんの強い思いは安全でない場所に子どもを追い込んでしまったり、自立を妨げてしまったりすることも。

だから子育てにおいては余白を持っているお父さんが、子どもと同じ目線に立って話を聞き、コミュニケーション能力を育てて自立を促し、ときには安全地帯となって安心を保証してあげることが大切なのです。

こうして認められて育った子どもたちは必ず人と前向きにつながり、有意義な行動で自分の環境を変えていく力を身につけます。

 

今回、私は経営とは違う分野の話をしました。

けれどちょっと考えてみてください。

経営者のみなさんが「理解できない」と首をひねる新しい世代の人たち。

なぜ突然会社に来なくなるのか。

なぜ自発的に仕事に取り組もうとしないのか。

それらの問題の背景には、幼少期に自己肯定感を十分育てられていない可能性が潜んでいると私は考えています。

もしお子さんがいらっしゃるなら、何歳からでも。

大いにやりがいのあるプロジェクトとして子育てをご自身で手がけてください。

その経験はお子さんの未来やこれからの社会を明るくするだけでなく、あなたの会社経営そのものにも反映されていくはずです。

 

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